科学コミュニケーションの必要性


人類が存続する以上、科学的知識や技術のノウハウは蓄積される一方である。
ところが、1人の人間が一生のうちに得られる情報、扱える情報には限界がある。

 にも関わらず、最新の科学や技術を受け入れたり、適切に扱うには専門知識が必要であったりする。

 原発や生殖医療など、与える影響が個人レベルにとどまらないものであれば尚更大きな問題となる。

影響力の大きい科学技術に関することを進めていくには大勢の人で議論したい、しかし知識の普及・獲得には限界がある。

では、どうすればよいか。

 

理想はまだ思い描けていないが、できるところから始めたい。

 

芸術やスポーツと比べると、科学の文化性は出遅れてるように思う。
みなが共有できる科学を目指し、日本らしさも忘れずに、ちょっとずつ考えていきたい。

 

(2014年3月)


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